当社は、近畿地方を中心に北は北海道から南は沖縄まで、全国的に販売網をもつ種苗園芸資材卸業者で、歴史は古く、徳川時代より種七(種屋七郎兵衛)として、初代創業文政2年以来、大原乙次郎商店は、京都市南区東九条西御霊町26に於いて、個人経営で、全国に種苗生産大卸売販売を行い、大原種苗本店で小売を中心に、全国種苗生産卸販売及び小売として、種苗全般を取り扱ってきました。
その後昭和29年には、規模拡大にしたがい法人設立し、名称を大原種苗株式会社と変更しました。
昭和46年には、これまでの営業とは基本的に販売形態が異なる植物の流通分野へ進出し、京都花き地方卸売市場「大原植物取引所」として、花鉢物・苗物・植木・切り花等のセリ市部門を新設しました。
昭和47年には、市場オープンのため本社移転を契機として、将来のグリーンフラワー産業を目指して、イベントにも意欲を燃やし、花き園芸や業界の発展のため、園芸用品大見本市を毎年春秋開催しています。
福岡県内には、従来の種苗関係の充実のため、研究農場で種子の交配や新品種の共同研究開発に、一層の意欲を注ぐ努力を続けています。
昭和63年には、京都府及び地方行政機関協力の第三セクターによる京都府南部総合地方卸売市場内に、花き部として参入、大原グループとして株式会社大原総合花き市場(資本金5,000万円)と称する系列会社を設立しました。
そして、組織の簡素化と、各部員の独自性を重んじ個性を充分発揮できる営業システムにと、現在進行中であります。なお、そのスタッフを基盤に、広くは地球全体救済の為、花と緑の重要性を当社の取り扱い推奨商品を通して、社会へ貢献しながら、各個人に合った社員教育を目標とし、より良い会社に発展するよう努力しています。